「ルックバック」がこのマンガがすごい!で1位・Twitterトレンド特別賞も!単行本の修正改変をネタバレ考察!

エンジェル

「ルックバック」は歴史に残る秀逸作!

「チェンソーマン」作者の藤本タツキ先生の「ルックバック」が、「このマンガがすごい!2022オトコ編」で1位を獲得したとの情報が入りました!

夏頃にジャンプ+で発表されてから大きな話題となりコミックス化、続けて「このマンガがスゴい!」1位という快挙は本当にスゴいですよね。

これはファンには嬉しい情報です。

ここでは「ルックバック」とはどのような作品なのか、どのような意味を持つ作品なのかを紹介したいと思います。

ジャンプ+掲載中に修正されたことが話題となりましたが、さらにコミックスで再修正されているとの情報も。

いったい、どのように修正され、さらに修正されたのか?

そこから修正前後をネタバレ比較し、徹底検証します!

順番に詳細を見て行きましょう!

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それぞれ要チェックですね!

それぞれの短編集は、Amebaマンガなら安く読めます!

目次

ルックバックが「このマンガがすごい!2022」で1位!

https://twitter.com/SHIHEILIN/status/1468052658460188680

藤本タツキ先生の描きおろし作品「ルックバック」が「このマンガがすごい!2022」オトコ編で1位をゲット!

昨年も「チェンソーマン」で1位を獲得している藤本先生は、2年連続の1位となりますね。

ホントにスゴい偉業ですが、内容を見れば納得な作品となっています。

さらにTwitterトレンド大賞でも受賞しました。

ルックバックがTwitterトレンド大賞の審議委員会特別賞を受賞

https://twitter.com/TrendAward/status/1472897663427575817

「ルックバック」がTwitterトレンド大賞の審議委員会特別賞を受賞しました!

ジャンプ+での公開時にキャラ名などがトレンド入りしたことが特別賞の受賞理由とのことです。

たしかに公開直後から話題になったのを覚えていますよ。

そして授賞式には担当編集者の林士平氏が出席。

https://twitter.com/SHIHEILIN/status/1472902844579971077

トロフィーを落とすというアクシデントも(笑)

でもホント色々なところで評価されて、嬉しいですね(^^)

それでは「ルックバック」のあらすじから考察まで見て行きましょう!

「ルックバック」の概要とあらすじ

先日発表された「ルックバック」は2021年9月3日に書籍として発売されました

この内容で484円(税込)は安いですよね(^^)

ジャンプ+にて発表された際に犯人描写に差別があると指摘され修正されたとの事ですが…

その辺りも踏まえ「ルックバック」について、順番に見ていきましょう。

「ルックバック」の意味とは

タイトル「ルックバック」は、「振り返る」「追憶する」という意味を持っています。

「look(ルック)」見る

「back(バック)」後ろ

「後ろを見る」から「振り返る」「追憶する」という意味になっているのでしょう。

内容も「作者が半生を振り返る」という意味合いを持っているように読めます。

「ルックバック」のあらすじを解説

主人公の小学生 藤野歩は、絵が得意。

学級新聞に載せている4コマ漫画は、周りから毎回絶賛されます。

しかしある日、同級生で引きこもりの京本が突然4コマ漫画を掲載。

その画力に圧倒され、藤野は激しい嫉妬を覚えます。

4コマ漫画から距離を置く藤野。

しかしある日、京本が自分の大ファンだと知り有頂天となり、再び漫画を描くことに。

そして二人はコンビを組み、漫画家へと進んで行きます。

何度も奨励賞を取り、漫画雑誌に連載することが決まります。

そのまま漫画家への道へと進もうとする藤野。

しかし京本は絵の道へと志望し、美大へと進学してしまいます。

すれ違う二人。

さらに美大を襲った通り魔が京本を殺害し、二人の関係はすれ違ったまま終わることとなります。

自分が誘ったことにより漫画家となり、美大へ進み死んだ京本。

京本は自分が殺したようなものだ、と藤野は罪悪感に苛まされます。

「京本を救いたい、やり直したい」という強い想いにかられる藤野。

その京本への想いが奇跡を起こす事になります…

「ルックバック」のタイトルの意味とは

「ルックバック」は、藤野と京本という名前の二人の物語となっています。

作者 藤本タツキの「藤」と「本」を分けている二人は、藤本先生の分身と読めますよね。

実際「ファンアパンチ」の連載を終えた後、絵の道に本気で進もうと考え「アニメーターになる」と明言していた藤本先生。

漫画家と美大へと分かれた二人は、そんな時期の藤本先生の「過去を振り返る物語」とも読めますよね。

さらに、京本の絵に激しい劣等感を覚える藤野の描写は、あまりにもリアルに感じられ藤本先生の実体験ではないかと感じられます。

そういうところも「ルックバック」な内容なのでは、と読み取れます。

「ルックバック」のコミックス化による修正とは

7月19日に「ジャンプ+」で配信された「ルックバック」ですが、8月2日にジャンプ編集部より「不適切な表現があり一部修正した」と発表がありました。

実際かなり評判が良く、ネット上でも絶賛な評価をされていただけに、かなり残念な発表でした。

しかし時代やタイミングなど様々な要因からの修正でしょうし、やむを得ないかなとも感じます。

ここで、「修正箇所だろう」という描写を、順番に見て行きましょう。

「パクリ作品」と思い込んでいる描写から、言いがかりのような動機のセリフに改変されています。

そして「絵画から自分を罵倒する声が聞こえた」から「誰でも良かった」という記述となり、「無差別殺人」という形に改変されていました。

これ、誰もが察するでしょうが京アニ事件」をイメージさせる描写が修正されたのが分かりますね。

犯人への偏見や差別助長を懸念しての修正なのか…

京アニをイメージさせることをカットしたのは間違いないでしょうが、「命は簡単に奪われる」という意味合いにおいては素晴らしい表現だなと感じました。

当初作者が伝えたかったメッセージが改変されたのは悲しいですが、それでもルックバックという作品の奥深さ・素晴らしさは全く変わりません。

間違いなく、購入マストな作品ですよ!

2021年9月3日発売です。

ぜひとも手にとって、読み込みましょう!\(^o^)/

【ルックバック】のコミック化修正をネタバレ考察!

9月3日発売のコミックスにて、さらなる修正が確認されました。

まずは、通り魔の新聞記事描写ですね。

大学内に飾られている絵画から自分を罵倒する声が聞こえた(ジャンプ+修正前)

「誰でもよかった」と犯人が供述(ジャンプ+修正後)

「ネットに公開していた絵をパクられた」と供述(コミックス)

結局京アニを連想モロに連想させる表現となっていました!

これ、かなりチャレンジな表現となりましたよね。

次に最も注目すべき犯人が京本を襲うシーンです。

①「ちげーよ!!俺のだろ!?」「もともとオレのをパクったんだろ!?」「ほらなお前じゃん」(ジャンプ+修正前)

「見下しやがって!」「絵を描いて馬鹿じゃねえのかああ!?」「社会の役に立てねえクセ」(ジャンプ+修正後)

「見下しやがって!」「俺のアイディアだったのに!」「パクってんじゃねえええ」(コミックス)

一周回って「パクってんじゃねえ」になりました(笑)

やはり、京アニ事件の犯人を連想させるシーンになりました。

これ、おそらくもともとの修正の理由が特定の精神疾患を持つ人への差別を助長するのではないかとの批判からだったからでしょう。

そのため、「絵から声が聞こえた」という錯乱しているセリフを改変し、「あくまで京アニの犯人」をモデルというところを貫いたのでしょう。

これ、素晴らしい修正ですよね!

これなら精神疾患を持つ人への差別を助長することにならないですし、藤本先生が描きたかったモデルをそのままの形で描写できたことになります。

この描写を見て、ますます藤本タツキという漫画家が好きになりましたよ!

コミックス「ルックバック」。

最高な形で発売されたな、と感じる素晴らしい1冊でした!(^^)

「このマンガがスゴい!」1位もスゴいですが、もっともっと評価されて欲しい作品となっています(^^)

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